2011.05.25 Wednesday
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annex irabako2004.10.05 Tuesday
25時
彼には幼友達が二人いて,フィリップ・S・ホフマンには自分の分身である犬ドイルをあずけ,バリー・ペッパーには自分の顔を醜く壊してくれと頼む。二人とも最後の願いを聞き入れるけど,それ以上は無力であることを知っている。ノートンの恋人も彼を慰めることしかできない。父親も自分を責めることしかできない。
汚れてた金で豪奢な生活をしていたから自業自得ということを,私たちは見せつけられ,ノートン自身の声にならない苦痛が重く私たちを占める。 けれど,映画は救いを用意してあった。 25時になって,あきらめの中で見ることができる未来図の甘い夢だ。それは9・11後のNY市民の希望のような形で私達の目に届く。 けれどどうなのだろう… 冒頭,痛めつけられそれでも噛みつこうとする犬ドイルの姿とノートンの顔が重なって見えてしまう私は,このラストをどう昇華していいものやら複雑な思いがした。 コメント
そうですね。ラストは・・・。
でも、ラストもドイルは吠えていました。 命の恩人が殴られるのをみて。 最初も吠えていました。怯えて。 精一杯、吠えて、生きていく。 泣きながらも、力強さを感じることができた作品でした。
| ルー | 2004/12/13 3:33 PM |
ルーさん,コメントどうもです。
吠えてましたね。 攻撃的に怯えながら。 スパイク・リーの作品をあまり観てないのですが, 熱気があって,凄い説得力を感じる監督でした。
| いら | 2004/12/13 7:13 PM |
こんばんは。
この映画はだいぶ前に映画館で見たのですが、ルーさんに触発されてやっていました。 >痛めつけられそれでも噛みつこうとする犬ドイルの姿とノートンの顔が重なって見えてしまう私は,このラストをどう昇華していいものやら複雑な思いがした この気持ち、何となく解るような気がします。私もラスト、こんなハッピーエンドでいいはずが無い、と思いながらもこうだったら良かったのにと思う自分もいたりして。でもでも、そんな甘い訳が無いのだ。と納得する自分。。。 映画として主人公を含め友人たちのやるせない思いが交差してとてもじんわりと、心に響きました。
| kaoritaly | 2004/12/13 11:43 PM |
こんばんわ。
コメントありがとうございます。 評判を聞いていながら,劇場で見落としていた作品だったので,楽しみにしていました。 ラストは甘い夢なのですが,あの部分があるからこそ,観ているものに救いを感じさせるのかもしれませんね。ルーさんも書いていましたが,彼が友人に顔を殴らすのは,顔を醜くするだけでなく,堕ちた自分を殴ってほしかったのですね。なんだか,ルーさんのおかげで,すっきりしました。 ルーさんもkaoritalyも楽天なのですね。 カキコに伺ったのですが,まだIDとってませんでした。 ここで失礼をお詫びします。
| いら | 2004/12/15 9:23 PM |
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