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25時


なんともいえないやるせなさが
ひしひしとくる映画だった。
25時というのは,
24時間後のことを言うのだろう…


24時間後,麻薬の売人エドワード・ノートンは密告され,刑務所に収監されることになっていた。約7年間刑務所に入ることは,人間性を否定され一個のモノとして扱われること。うーん,アメリカの刑務所事情はすさまじすぎて怖い。
そして,この映画の背景には9・11があって,彼の後悔や不安がリンクしているように全編にやるせないいらだちが漂っている。

ノートンは最後の24時間を友人,妻,父親と過ごすものの,NYへの執着,自己嫌悪,後悔,絶望,疑惑など他,いろんな思いが彼を襲う。
彼には幼友達が二人いて,フィリップ・S・ホフマンには自分の分身である犬ドイルをあずけ,バリー・ペッパーには自分の顔を醜く壊してくれと頼む。二人とも最後の願いを聞き入れるけど,それ以上は無力であることを知っている。ノートンの恋人も彼を慰めることしかできない。父親も自分を責めることしかできない。

汚れてた金で豪奢な生活をしていたから自業自得ということを,私たちは見せつけられ,ノートン自身の声にならない苦痛が重く私たちを占める。

けれど,映画は救いを用意してあった。
25時になって,あきらめの中で見ることができる未来図の甘い夢だ。それは9・11後のNY市民の希望のような形で私達の目に届く。

けれどどうなのだろう…
冒頭,痛めつけられそれでも噛みつこうとする犬ドイルの姿とノートンの顔が重なって見えてしまう私は,このラストをどう昇華していいものやら複雑な思いがした。
| いら | 映画ーな | 11:46 | comments(4) | trackbacks(0) |
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そうですね。ラストは・・・。
でも、ラストもドイルは吠えていました。
命の恩人が殴られるのをみて。
最初も吠えていました。怯えて。
精一杯、吠えて、生きていく。
泣きながらも、力強さを感じることができた作品でした。
| ルー | 2004/12/13 3:33 PM |
ルーさん,コメントどうもです。

吠えてましたね。
攻撃的に怯えながら。

スパイク・リーの作品をあまり観てないのですが,
熱気があって,凄い説得力を感じる監督でした。






| いら | 2004/12/13 7:13 PM |
こんばんは。

この映画はだいぶ前に映画館で見たのですが、ルーさんに触発されてやっていました。

>痛めつけられそれでも噛みつこうとする犬ドイルの姿とノートンの顔が重なって見えてしまう私は,このラストをどう昇華していいものやら複雑な思いがした

この気持ち、何となく解るような気がします。私もラスト、こんなハッピーエンドでいいはずが無い、と思いながらもこうだったら良かったのにと思う自分もいたりして。でもでも、そんな甘い訳が無いのだ。と納得する自分。。。

映画として主人公を含め友人たちのやるせない思いが交差してとてもじんわりと、心に響きました。
| kaoritaly | 2004/12/13 11:43 PM |
こんばんわ。
コメントありがとうございます。

評判を聞いていながら,劇場で見落としていた作品だったので,楽しみにしていました。

ラストは甘い夢なのですが,あの部分があるからこそ,観ているものに救いを感じさせるのかもしれませんね。ルーさんも書いていましたが,彼が友人に顔を殴らすのは,顔を醜くするだけでなく,堕ちた自分を殴ってほしかったのですね。なんだか,ルーさんのおかげで,すっきりしました。

ルーさんもkaoritalyも楽天なのですね。
カキコに伺ったのですが,まだIDとってませんでした。
ここで失礼をお詫びします。
| いら | 2004/12/15 9:23 PM |









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