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つぐない


やっと「つぐない」を観賞。
レディースディのせいか恋を夢見る女性で劇場は満杯。

「プライドと偏見」好きには予想どおりの映像、美術、演出!加えて斬新な音楽に魅了され、ひさびさに極上のイギリス恋愛映画を堪能した感じだ。

13歳の多感な少女のおもいこみと誤解が姉(セシーリア)の恋愛を悲劇に変えてしまう、というストーリー。
おもいこみの映像の後に誤解とわかる映像がたたみこまれ、観ているものは悲劇の匂いを感じ取っていく、という演出。加えて、冒頭からラストまで響くタイプライターの音で少女の「つぐない」の気持ちが打ち込まれていくというしかけ。
ラストに明かされる小説家となったかつての少女の口から出た言葉に、わたしはもやもやとしてしまうと同時に、過剰な蜂の羽音が彼女の気持ちを表していることや、池、噴水、バス、海などの水にまつわる映像に彼女の渇きみたいなものを感じてうなずいてしまうものがあった。

にしても、恋がはじまる映像はすばらしい。わたしはいつのまにか時空をはるかに超えた位置にいたかもしれない(笑。
オペラのアリアのレコードをかけながら、噴水での非礼を謝ろうと何度も手紙を書き直すロビー、ディナーのために美しく装い、物憂げに煙草をすいながら鏡をみつめるセシーリア。それぞれの部屋にいる映像が交互にかぶさりあい、お互いに想いを寄せる大写しの表情が柔らかく喜びに溢れていく流れは、ほんと!どきどきする。
役者のうまさもあるけれど、これぞ映像の妙技!
うっとりと釘付けになってしまったのでした。

2007年・英
ジョー・ライト (監督)
イアン・マキューアン (原作)
キーラ・ナイトレイ、ジェイムズ・マカヴォイ、シーアシャ・ローナン、 ロモーラ・ガライ、ヴァネッサ・レッドグレイヴ

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| いら | 映画ーた | 19:44 | comments(0) | - |
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