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パンズ・ラビリンス


圧倒的な映像美なのにグロすぎて怖かった。
きっと劇場の大画面で見ていたならば二三日はうなされていたとおもう。
いや、負け惜しみでなく(!?。

現実と幻想の世界が同時進行し、ところどころ接点があるけれど、幻想世界というのは現実があって生まれるものだとしみじみおもう。
と、同時にこの映画は独裁政治の重苦しい恐怖の空気をいやというほど体感させられる。

大樹を枯らし胡坐をかいた巨大な蛙は、ファシズムの中で甘い汁を吸う富裕層だろうか。手のひらに目のある怪物は、ときに甘い罠をしかけ、国民を貪り食う悪魔(フランコ)だろうか。
少女は三つの試練を突破することで、平和な世界に行けると知らされる。というか、たぶん自ら知るのだけれど、キーになるアイテムは神話の世界から生まれてきたのかもしれないし、キリスト教の影響も濃厚なのだろう。けれど、少女が自ら性と向き合う年齢であることを考えるに、このグロさは奇妙に絡み合うのだから複雑な気持ちにもなった。

第三の試練はやはり自分の血だった。
純粋に平和を希求する心が流す血が、世界を自らを救うということ。
弟は未来なのだから。
初めて流す血は生まれ変わるということだから。
それしかない…。

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