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題名のない子守唄


冒頭のテロップにこの映画の秘密を公言しないでください、と以前に目にしたようなことが書かれていました。「シックスセンス」や「ダンサー・イン・ザ・ダーク 」みたいにとんでもない結末を連想させられてどきどき。どーしてもイタリアの映画監督、ジュゼッペ・トルナトーレと結びつかないのです。
そして冒頭。
倒錯したエロスが全開でショックを受けます。
怖ろしい背景にぞくぞくです。
疲れた顔をした中年女性が登場し、激しくも異様な行動。何かを決意した眼差しに引きづられ、過去のフラッシュバックで明らかになる闇の世界と異様な音楽が緊張感を与えるわけです。

子守としてある家庭に入り込む彼女だけれど、彼女の子供に対する異様な行動も、見終わってしまえば理由はつきます。けれど、目の前で繰り広げられる映像は、わたしには受け入れがたく、どーなの?これ!とおもっていたのでした。結局、わたしは自分の甘さに気付くのだけれど、特殊な組織に拘束されるということは、自分自身しか自身を守ることができないということなのかもしれません。
「サイン」のこともありますが、これは彼女の「つぐない」の物語でもあるとおもう。

けれど、期待したとんでもない結末はとんでもないことはなかったのです。容易に検討がついてしまうわけで、サスペンスの醍醐味によって最後まで引っ張られ続けることはなかったとおもう。ただ、まったく違うものが心に残ったのは確か。
子供たちを自立させることが母性の役目だということ。それがひしひしとくるのだから、さすがトルナトーレ監督。
ラストに流れてきた涙が自分を温かく染めていき、数日が過ぎた今でも余韻が残っているのです。

2006年・伊
ジュゼッペ・トルナトーレ(監督)
エンニオ・モリコーネ(音楽)
クセニア・ラパポルト、 ミケーレ・プラチド 、アンへラ・モリーナ
| いら | 映画ーた | 12:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
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