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明日へのチケット


「スーパーあずさ」まで時間があるからと立川の駅を降り立つと、占いの人に捕まった。4月に降り立ったときにも違う人に捕まった。二人とも「転機の星がでている」と言う。日常から抜け出て違う土地に行こうとしているときだから、顔に切り替えたいというオーラがでていたのかもしれない。
わたしは列車の旅が好きだ。べつに遠くなくてもいい。のんびり座って飛んでいく景色を見ながら過去に思いを寄せたり、妄想たくましくなったり、ついドジをする自分を発見したりするのも楽しい。そーいえば「世界の車窓から」も好きだなぁ。

「明日へのチケット」は以前から観たいとおもっていた映画だ。エスマンノ・オルミ監督、アッバス・キアロスタミ監督、そしてケン・ローチ監督という巨匠たちのコラボによる作品。ヨーロッパを縦断する列車の中で、様々な人種の人たちがそれぞれの人生を生きてきた姿が描かれていて、わたしも同乗しているような気持ちになった。

オルミ監督は淡い恋心を抱いた老学者の話。彼女にメールを差し出すつもりが一杯のミルクを差し出すことになる。キアロスタミ監督は兵役義務の一環として強引で高圧的な中年女性の世話をする青年が自分を取り戻す話。
そして、ケン・ローチ監督。
スコットランドから来たサッカーサポーター三人のひとりが列車のチケットを紛失したことから始まる。盗まれたと疑った相手はアルバニア移民。彼らは真剣に悩み、怒鳴りあい、大騒ぎしながらもひとつの解決をみつけるのだ。
これには胸がきゅーとした。なかなかできることじゃない。登場するのはあの「Sweet Sixteen」のめんめんで、ローマ駅の構内を走るかれらをはやくはやく逃げてとおもっていたのはわたしだけではないとおもう。

どれが好きかと問われれば、ぎりぎりケン・ローチ監督の部分かな。けれど、どのエピソードにも差別や偏見を超えた先の人間の温かさを描いているのだと気ずいて感動してしまった。チケットから垣間見た人間模様が人種の壁を越えて、これほど温かく見せ付けることができる巨匠たちはやっぱり凄い。
| いら | 映画ーあ | 18:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
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