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父親たちの星条旗


アーリントン墓地にある国旗掲揚の銅像が、
硫黄島でのことだったとは知らなかった。
ブッシュは民主主義の象徴とか言っていたけど、
この映画を観た後では、うーんとおもう。

一枚の「硫黄島での国旗掲揚」の写真。
その写真に写り生き残った三人の兵士は、英雄として祭りあげられ、かれらの「その後」は一変してしまう。真実は捻じ曲げられ、深い苦悩の中でブロバガンダに利用された三人。ひとりは背を向け、ひとりは利用し、ひとりは沈黙した。

印象に残ったのは生き残ったひとり、衛生兵ドクの仲間の死を見つめる目だった。怒りとか憎しみを超えたもの。戦争は無益であり、死であることを見つめる目。それがわたしに静かに語りかける。

ドクのフラッシュバックはすべて、戦場で、「プライベートライアン」以上に凄まじい。目をそむけたくなるほどのおびただしい死体。米兵の死者はノルマンディーよりも多かったという事実。でも、そこには敵国に対する憎しみに満ちた戦争批判は見えなかった。監督の静溢な視線があるとおもった。

数日前に観たのだけど、明日からは「硫黄島からの手紙」が始まる。恥ずかしながら硫黄島も知らなかったわたしだけれど、TVで紹介されたいくつかの本物の手紙が胸を打つ。
イーストウッド監督のことだ。きっと、日本人の心を知り尽くして描いていることだろう。そう思わせるものが「父親たちの星条旗」にはあった、とおもう。

2006年・米
クリント・イーストウッド(監督)、ポール・ハギス(脚本)
ジェームズ・ブラッドリー(原作)
ライアン・フィリップ、ジェシー・ブラッドフォード、アダム・ビーチ

| いら | 映画ーた | 12:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
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