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猟人日記


男は女性の水死体を見つける。冷たい体に触れる。
その日から、男は女の体温を求める。

なんと『醒めた』という言葉の似合う映画だろう。男は小説家になる夢に破れ、雑役夫として船で暮らしている。まるで夢と一緒に愛という感情も喪失してしまったかのようだ。いや、愛というものを知らないのかもしれない。
男のまるで心まで青くなってしまったような目には情欲だけが浮き上がり、心に隙間のある女をひきつける。男の空洞化した心がグラスゴーのどんよりとした空や物言わない海と同化して浮き上がり、笑顔を失い子供だけを砦にした女の哀しさとぶつかる。どれもこれも痛々しい。痛々しいほどエロちっくで愛が見えない。

女性の水死体の謎がストーリーを引っ張っている。
後味は悪い。
けれど、ユアンの醒めた目が、わたしを捉えて離さない映画だった。

イギリスのビートニク作家アレグザンダー・トロッキの伝説的ノワール小説『ヤング・アダム』の映画化。デヴィッド・バーンの音楽は最高。

デヴィッド・マッケンジー(監督、脚本)
ユアン・マクレガー、ティルダ・スウィントン、ピーター・ミュラン、エミリー・モーティマー

| いら | 映画ーら | 00:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
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